皆さんは友達は必要だと思いますか?
おそらく年代などによっても違ってくるので、友達がいた方が良いという意見と、必要ないという意見で分かれると思います。
ただ一つだけ言えることは、社会人になったら友達はいりません。
でも同じ志を持った仲間はめちゃくちゃ重要です。
では友達と仲間は何が違うのでしょうか?
大人になって深く考えたこともないテーマだからこそ、この機会にぜひ再定義してみてください。
友達と仲間の違い
まずは友達と仲間の意味、そして何が違うのか改めて確認してみましょう。
【友達とは?】
互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人。友人。朋友(ほうゆう)。友。「友達になる」「遊び友達」「飲み友達」
では逆に仲間に関してはどのように書かれているでしょうか?
【仲間とは?】
1 一緒に物事をする間柄。また、その人。「趣味を同じにする仲間に加わる」「飲み仲間」
2 地位・職業などの同じ人々。「文士の仲間」
3 同じ種類のもの。同類。「オオカミは犬の仲間だ」
4 近世、商工業者の同業組合。官許を得たものを株仲間といった。
友達と仲間の違いを簡単に表すなら、友達は同じ立場で対等に話せる人。もしくは余計な気を使うことなく一緒に遊べる人。
逆に仲間は気楽さは無いけど、同じ目的、何かを達成する為に必要な人の存在を指します。
要はただ単に気兼ねなく飲みに誘えるような人は友達、仕事や課題に対して真剣に向き合える人を仲間だと理解すれば良いでしょう。
もちろん10代の学生のうちは仕事をしてないし、話が合って一緒に遊べるような友達を優先した方が良いのは当たり前です。
ただ社会人になってくると、生活に対する仕事の影響が大きくなってくる為、歳を重ねるごとに思考や価値観が変わっていきます。
でもそれは決しておかしいことではなく、「大人になっても価値観が変わっていない=成長していない」のと一緒です。
だからこそ友達の存在から、自分の成長の為に必要な人を周りに置く必要があるということ。
いつまでも昔の仲間で夜遅くまで飲む、くだらない話で盛り上がるだけの友達は、自ら成長を疎外しているのと一緒なんですね。
ぜひこの機会に、今の自分にはどんな仲間が必要なのか、またはどんな人と関係性を持つことで成長するのか、大人のあなただからこそ考え直した方がいいと思います。
社会人になったら友達がいらない3つの理由

ではここからは社会人になったら友達が必要じゃなくなる理由を3つ解説していくよ!
大人だからこそ無駄を排除して、あなたにとって本当に必要な存在、一緒に努力できるような仲間だけを周りに置くように心がけよう♪
人間関係が面倒くさい
友達といつまでも良い関係性を維持できるなら何も問題ではないですが、人間は感情に左右される生き物なので、その日のコンディションによって接し方も変わってきます。
例えば昨日の夜に夫婦喧嘩をした場合、次の日までイライラを引きずってしまい、誰かに強く当たってしまったことはないですか。
いつもは冷静な人でも、日々起きる出来事に対して通常通りのマインドを常に維持することは難しいです。
そして友達と行動を共にするということは、全てが自分の思い通りにいく訳もなく、相手の話に合わせたり、不快な思いをさせないように気を使わないといけません。
それが学生時代は大切なことでも、大人になれば価値観も考え方も変わるので、一緒にいて少しでもストレスを感じるのであれば、今のあなたにとっては必要な存在ではないでしょう。
あなたの成長を疎外する
大人になれば仕事の充実度=人生の充実度に違いが出るようになり、仕事以外の時間で自己成長にどれだけのお金や労力をかけるかで、収入にも大きな影響を与えます。
特に最近は副業解禁などの流れから、残業規制で収入が大幅に減ったという人も多く、個々でお金を稼ぐスキルを身につけないと将来の安定を確保することができません。
また終身雇用の崩壊や、年功序列の廃止、年金が受給されるかどうかの不安から、頑張って副業で成果を出し、本業よりも高い収入を得ている社会人もたくさんいます。
要は自分の仕事に対して真剣に向き合い、将来の為に自己投資ができるかどうかが「収入×充実した時間の確保」にも繋がってくるでしょう。
自分(家族)と向き合う時間の重要性
無駄なお金を浪費して友達とお酒を飲んだり、夜遅くまで時間を持て余すようでは、自分が理想とする未来を手にすることはできません。
もし社会に貢献できる大人になりたいのであれば、自分と向き合う時間、投資、家族との関係性を蜜にできるかが鍵になります。
特に家族がいる家庭は、旦那の給料だけで食べれる時代ではない為、夫婦協力して家庭を支え合い、子供達を養っていく必要があります。
ある意味夫婦というよりも、仲間や同士として同じ目標の元に助け合う関係性が大切であり、その関係自体が崩れていては子供達の未来にも影響を与えてしまうでしょう。
最近は夫の育休休暇などの話も出てきているし、妻だけが子供の面倒を見るとか料理を作ってあげる時代ではありません。
むしろ海外では夫婦が対等に子育ても家事もやるのが普通なので、その文化が日本にも浸透していくことになるでしょう。
今後は家族も含め、自分の目的や協力する仲間の必要性が問われる時代になると思います。
ステージが変われば価値観も変化する
僕達が学生の頃は友達と遊ぶことが楽しくて、何気ないことを話し、バカなことをするだけでその空間での存在意義を確かめていました。
そうしていくうちに今後の人生に必要な人間関係を学んでいたんですよね。
なので学生の間は、「友達」が一番大切な存在です。
しかし大人になるにつれて、自分の存在意義を確かめる場所が学校→社会へと変化していきます。
すると今までの考え方、生き方だけでは通用しません。
大海原の中を必死に泳ぎ続け、もがき苦しみ、それでも何とか前を向いて進むしかない。
前に進む方法は、100人いれば100通りの方法があり、100の職種があれば学ぶものも考えることもそれぞれ違います。
それが社会に出て、自分が選んだ道を必死に生き抜いていく術なんですね。
ただそうして時間が過ぎていくうちに、あることに気付き始めます。
「あれ、仲良かった友達と会わなくなったな。。あれ、友達と会話していても全然話が合わなくなったな。。」
多くの人はこの違和感に気づいて相手に合わせようと努力しますが、そうすればするほどストレスが溜まり、人間関係が面倒に感じてきてしまう。
でもその努力は本当に必要なのでしょうか。
自分が活躍できる、社会で貢献できるステージが変われば、当たり前ですけど考え方も価値観も変わります。
それを無理して必死に合わせることも不可能ではないですが、それは完全に時間の無駄です。
そんなことに時間を使うよりも、もっと将来の自分に役立つ行動はありませんか?
もっと成長させてくれるような、学びを与えてくれる人と交流した方が自分の為になりませんか?
社会に出て大人になるということはそういうことです。
もう友達関係で悩むことは無意味であると理解してください。
それよりも同じ方向を向いて、未来の為に行動できる、そんな仲間を増やすことに専念しましょう。
仲間といれば会話の内容も自然と夢や目標のことしか話しません。
同僚や上司の愚痴、妻や夫の文句、社会に対して言いたいこと言うだけのくだらない時間は一切無いです。
同じ志を持っている者であれば、それがいかに無駄であるか理解しているから。
社会に出て一人の人間として価値を提供できる存在になるには、努力し、学び続けるしか方法がありません。
日々の仕事、仕事以外の時間、家族との時間、そして仲間との時間が人生を充実させてくれることは、成功者の多くが心から理解しています。
もう大人なのですから自分には何が必要で何を捨てればいいのか。
しっかり選択できる素敵な社会人になってくださいね。
では今回も読んで頂きありがとうございました。
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