【ワーホリ】ニュージーランドで働いて感じた日本人美容師の可能性

最近は美容師の働き方も多様化され、美容界全体が大きな変革を迫られているように感じます。

長時間労働、自由がない、低所得と言ったイメージから脱却しようと、企業それぞれが試行錯誤して対策を考えていることでしょう。

 

そんな中、最近になってこのブログへの問い合わせがすごく増えました。

内容としては「海外で美容師をやってみたいから色々と教えてくれ」といったこと。

 

正直僕は、日本人の美容師さんはどんどん海外に行くべきだし、むしろ日本で悩んでるなら尚更挑戦した方がいいと思っています。

言いたいことは分かります。お客様やスタッフ、安定した生活を捨てることに迷いがあることは。

 

じゃあ聞きます。そのままでいいんですか?

 

今回話す内容は、あくまで僕個人が感じたことや実際に見てきたことなので、全ての国・店舗で通じる話ではないですが、少しでも背中を押せるような記事として読んでもらえたら嬉しいです。

 

海外で美容師をやる魅力→自分の可能性の発見

そもそも海外で美容師をやる最大の魅力は、自分の可能性を発見できること』だと思います。

 

日本で働いていると日々忙しくて仕事以外のことを考える余裕もなく、毎日がルーティン化していることから、自分の人生と真剣に向き合うことって無いですよね。

当たり前ですが自分の人生と向き合う為には、自分と向き合う時間が必要不可欠です。

 

僕も実際に海外の美容室で働いてみて、海外の色々な国籍の人と触れ合ったり、時間の確保もしやすいことから美容師としての在り方や自分の人生を真剣に考えるようになりました。

 

まず外国人全体に言えることなのですが、彼らは狭い固定観念に縛られていません。

発想力がとにかく豊かで、ライフスタイルそのものが自由で好きなように働いている人が多いです。

 

例えば会社の始業時間が決まっていても、出勤時間も帰宅時間も個人の自由だったり、毎日練習する人なんてほぼいない。

お店が暇ならカフェに行ってお茶するし、知り合いの子がお店に来たら一緒にワインを飲み始める。

 

これが良いか悪いかの話ではなく、日本で普通に美容師をやってた僕からしたら全てが衝撃的だったわけです。

 

日本にいる時は「美容師は〇〇であるべきだ」とか、「美容師として〇〇しなければならない」といった価値観に縛られ、結果的に自分が本当になりたかった美容師像とは違う人間になっていました。

でもそれは、あくまで日本国内の話であって、世界に出たら常識も価値観も違う為、自分で勝手に作り出した固定観念なんて全く意味を為しません。

 

その結果、僕自身は本業としての美容師を辞め、ITの世界にどっぷり浸かることになりました。

その答えをくれたのは自分の行動であり、新しい環境に身を置いたことで他の世界での自分の可能性を見出すことができました。

 

こんなことを言っても、この記事を読んでいる方は「コイツ何言ってんだ?」ぐらいにしか捉えていないかもしれません。

でも実際に海外に出ると、いかに自分の考えがちっぽけだったのか身に染みると思います。

 

とにかく自分が純粋にやりたいと思ったことに素直に従うだけでいい。それが海外への道だったら突き進みましょう。

もちろん失敗や後悔といったことはあります。けどそれも長い人生の一片だと捉える程度でいいんです。

 

ぜひ自分の直感や想いに嘘つかず、真っ直ぐな気持ちで前だけを向いて挑戦し続けてほしい、僕が最も伝えたいことはこれだけです。

 

外国人・日本人美容師の働き方の違い

 

オースティン君

そもそも外国人と日本人は仕事に対する意識や、働き方が全く違います。

どちらが良い悪いの話ではなく、自分自身がどちらの働き方を理想とするかで判断すると、海外での生活に向いてるかどうかが分かりやすいですよ♪

 

労働に対する考え方の違い

僕が実際に海外で働いてみて感じたことの一つに、日本人と外国人は労働に対する考え方が全く違うことが挙げられます。

例えば僕が働いていたお店のオーナーは現地の人でしたが、ほぼ毎日のように遅刻してきます。

 

営業開始が朝10時からで、10時に予約が入ってる場合でも10~20分とか遅れてきて、しかもお客様を待たせることなんて日常茶飯事でした。

これだけを聞いたら「単なるダメなオーナーだろ」という話なのですが、お客様も当たり前かのように平気な顔して待ってるのです。

 

「ごめん銀行が混んでて」とか言い訳を言いながら出勤してきても、「大丈夫だよ、大変だったね」と言って通常通りの接客が始まります。

しかも彼らは特に悪いことだとは感じていないし、お客様にもそこまで詫びる様子もありません。

 

考えられますか?僕が今まで信じてきた美容師としての概念を全て覆す出来事でした。

最初はこういったオーナーの行動に対して口論になったことが何度もあります。

 

しかし彼らの態度は、「俺は美容師じゃなくて一人の人間だし遅刻することもあるよね。」こんな感じです笑

このように彼らは美容師であることよりも、一人の人間としての意識が日本人よりも確立しています。

 

例えばいくら美容師が好きでやってるとは言っても、食べること、遊ぶこと、家族や友達と過ごすことより美容を優先する人なんてほとんどいません。

もちろん美容師が好きで仕方ないという人も一部いますが、大抵の人はお金を稼ぐ為の手段としてこの仕事を選んでいるだけです。

 

もう少し分かりやすく例えるなら、彼らと日本人には下記のような違いがあります。

  • 日本人美容師=プロ意識が高い
  • 外国人美容師=とにかく自分優先

 

このおかげで彼らは余計なプレッシャーを抱えなくて済むし、働きやすい環境を自分自身で作り上げて行くことができる。

逆に日本人は真面目だし、おもてなしの精神がある為、会社やお客様優先で仕事をする傾向が強いです。

 

しかしそのせいでストレスを溜めやすく、働きにくい環境、生き辛い世の中を作ってしまっているのも事実だと思います。

 

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お客様に行う施術の違い

基本的に美容室で行う技術に関してはどの国も一緒です。

カットはもちろん、カラーやパーマ、縮毛強制、ヘアセットなど、やることに大きな違いはありません。

 

ただし髪質と好みが全く違うので、慣れないうちは多少苦労するかもしれないです。

 

例えばカットだと”髪を梳く”技術があまり必要無いことからセニングはほとんど使いません。

男性はバリカンで刈り上げて長さ調整しながら軽く梳く程度。女性は毛先を切るだけ。(多毛の方は梳く場合あり)正直このぐらいです。

 

パーマも元々クセが強いことからかける人は少ないし、縮毛強制がたまに入るぐらいで人数も少ない。

 

ただしお客様が唯一こだわるのが「カラー」と「ブロー」で、施術で最も時間をかけることになります。

しかもカラー剤自体が金髪や茶髪をベースに配合されていることから、調合の仕方も考え方も異なる。

 

また女性のお客様でよくオーダーしてくるのが細かいホイルワークで、しかも日本人の感覚からすると「やり過ぎだろ」と思ってしまうほどローライトとハイライトをたくさん入れるのを好みます。

更に日本よりも単価が物凄く高いので、ガッツリ稼ぐなら絶対にやるべき技術の一つです。

 

全頭やるだけで一人4~5万円とか当たり前なので、一日数人やるだけで10~20万売り上げることができます。

更に繊細な日本人の技術と、丁寧な接客さえできれば誰でもトップスタイリストになれるチャンスがあり、日本でやってた時以上にお客様に支持される可能性もある訳です。

 

もちろんそこにはコミュニケーション能力は必須ですが、ある意味、会話力さえあれば何とかなってしまうのも正直なところなんですね。

 

少し極端な言い方をするなら、日本で働くよりも楽で、しかも日本よりも稼げるチャンスが海外にある。

これが、僕が日本人美容師こそ海外で働いた方がいいと言う理由の一つです。

 

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海外で働いてみて分かった日本人美容師の可能性

このように、日本人美容師が海外で働くとなると最初が辛いだけで、慣れてしまえば海外で働く方が楽なケースが多いです。

 

技術的に見ても日本人美容師の方が圧倒的に丁寧なので、日本で培ってきたスキルを同じように提供できれば多くの方が満足してくれます。

後はコミュニケーションの問題だけなので、語学習得の為の勉強と訓練を欠かさなければ、その問題もクリアできるでしょう。

 

それが物凄く大変な部分でもあるけど、裏を返せば問題なんてそれだけなんですね。

 

もちろん海外の文化が合わないとかなら話は別ですが、美容師という職業で日本と海外を比べてみると、

  • 圧倒的に自分の時間が増える
  • 日本よりも競争率が激しくない
  • 日本よりも稼げるチャンスがある
  • 結果さえ残せば日本よりも気楽に働ける
  • 日本とは違う楽しさをい日々体験できる

働きやすさだけで見ると、ダントツで海外の方が魅力的です。

 

もし、いきなり海外就職や転職が不安なら、一度ワーホリや留学で短期滞在して実際に働いてみることをオススメします。

人によって海外の文化が合う合わないは少なからずあるので、手軽に海外移住体験ができる留学等は、初めての方に最適な制度なんです。

 

僕で良ければ多少のアドバイスはできると思うので、興味がある方はいつでもご連絡ください。

では今回も読んで頂きありがとうございました。

 

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